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もののけ姫

久石譲

1998年作品・TKCA-71168
曲名演奏時間
1アシタカせっ記
2タタリ神
3旅立ち−西へ−
4呪われた力
5穢土
6出会い
7コダマ達
8神の森
9夕暮れのタタラ場
10タタリ神II−うばわれた山−
11エボシ御前
12タタラ踏む女達−エボシ タタラうた−
13修羅
14東から来た少年
15レクイエム
16生きろ
17シシ神の森の二人
18もののけ姫 インストゥルメンタル バージョン
19レクイエムII
20もののけ姫 ヴォーカル
21戦いの太鼓
22タタラ場前の戦い
23呪われた力II
24レクイエムIII
25敗走
26タタリ神III
27生と死のアダージョ
28黄泉の世界
29黄泉の世界II
30生と死のアダージョII
31アシタカとサン
32もののけ姫 ヴォーカル エンディング
33アシタカせっ記

概論

この老け具合は異常だ

 「もののけ姫」「HAMABI」ですっかり一般人にも有名になり、人前に姿を現した譲の姿は余りにも老けていた。ほんの3年前の写真と比べても39年は経過しているようである。玉手箱を開けたとしか思えない変容ぶりに吃驚仰天した。様々な憶測が飛び交い、ある推測的結論に至ったが、名誉毀損の上に音楽とは関係ないので言及しない。
 さて、「もののけ姫」だが、円熟の境地に(いつの間にか)至った譲の天上の旋律が随所に散りばめらている。「アシタカせっ記(「せっ」の時が出ない)」の旋律は全身鳥肌物だし「アシタカとサン」のような典型的譲ピアノ曲も冴え渡っている。昔なら明らかに手を抜いていた細部も丁寧に作ってある。
 が、やはり(いつの間にかとっていた)年齢には勝てないのか、かつてのラピュタの頃の勢いは感じられない。数年であれほど衰えてしまうほどの激務の一つであるから致し方ないか。少し仕事減らさないと小室哲也より早く過労死しそう。

映画「もののけ姫」

 難解だったので同じ夏に2回観た。一回目は、まだまだ始まったばかりの新宿の混雑した映画だった上に、一人で観なかったので仕方ないが。純粋に映画を鑑賞したいなら絶対複数人で行ってはなりません。見終わった後の長い余韻回想考察解釈まで含めて映画の評価ですから。…一回目はそもそも二人というのが間違えで、その後塾だったというのも致命的だった。
 ラピュタまでの妥当な物語性とそれ以降の曖昧な構成の丁度良い妥当点。俺ジブリ作品番付で上位の「ナウシカ」「海がきこえる」には及ぶべくもないが、「おもひで」は抜いたな。

各論

Sorry 工事中?

久石譲