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Symphonic Best Selection

久石譲

1992年作品・TOCT-6675
曲名演奏時間
ナウシカ組曲
1風の伝説
2谷への道
3鳥の人
My Lost City
4Dream
5Prologue〜Drifting In The City
61920〜Age Of Illusion
7Solitude〜In Her…
8Cape Hotel〜Madness
9冬の夢
10Tango X.T.C.
Melody Fair
11魔女の宅急便
12レスフィーナ
13天空の城ラピュタ
(アンコール)
14タスマニア物語

概論

譲が過剰に目立つのが玉に瑕

 ソロアルバム「My Lost City」発表に伴う演奏会のライブ録音。譲の独奏によるピアノ協奏曲の形態をとる。
 流石に主役が手持ち無沙汰になるのは嫌らしく、本来ピアノが不要と思われる部分でも譲が何かしらの音を鳴らしているのが不快。しかも譲、あまり巧くない。
 聞き所は「ナウシカ組曲」、「紅の豚」の原型「1920〜Age of illusion」、「TANGO X.T.C.」、そして何と言っても「レスフィーナ」とアンコールに演奏した「タスマニア物語」の2曲。譲の素晴らしい管弦楽編曲(特に弦楽の)の手腕が遺憾なく発揮されて、大袈裟に言えば「天上世界の創造」(読売新聞1997/11/13)である。この2曲のために3000円払っても損はあるまい。「Piano Stories」収録の「Resphoina」は管弦楽版を無理矢理ピアノ独奏に編曲したらしくとても見窄らしいので「Symphonic Best Selection」をお勧めします。

各論

Sorry 工事中?

久石譲