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新宿秋葉原放談ツアー。日程が窮屈だったので新宿はDiscUnionのみ。とみん銀行界隈には行かず。書籍「A Young Person's Guide To Progtrssive Rock」音楽の友社。知識を深めるために。King Crimsonがいかに偉大で巨大な存在であるか思い知らされる。「Dedicated To You Weren't Listening」The Kieth Tippett Group。英国が誇る鬼才によるフリーフォームなジャズロック!よいぞ、よいぞ。「A part, and yet apart」Bill Bruford's Earth Works。典型的なモダン・ジャズというヤツなんだろう。洒落たBGMには丁度良いが鑑賞には向かないか。少し苦手な地平である。
恒例のレンタル。本命1「Downward Spiral」Nine Inch Nails。本家は違うなあ。分家はMarilyn Manson。本命2「1962-1966」The Beatles。あれ、歌詞カードが入っていないぞ。嫌だなあ。衝動「Favorit Songs」岩男潤子。懐かしい名前と懐かしい声。身代わりの誰かを思いだしている。冒険「Lush Life」川村結花。初めて目にする名前で予備知識皆無。何となく手にとって何となく借りて聴く。歌唱も曲もGood。また一人支持する女性シンガーソングライターが増える。「ときめきのリズム」にはぞくぞくする。
野猿が嫌いだ。元の番組を全く見ていないので自分にとって奴らは単なる謎の素人集団だ。格好悪い素人が不格好なダンスを身分不相応な音楽に合わせて躍るから失笑し嘲笑できたのだ。だが最近奴らの中に「もしかして俺たち格好良いかも」と勘違いする馬鹿の割合が増えてきたように思う。足が縺れさせながら一生懸命へなちょこダンスと匿名希望的集団歌唱で誤魔化す姿が滑稽であり、それを本人たちが認識しているからこその江戸身分制度(エタヒニン)のような安心感。それがこの頃「マジ」になっているやつが増えた。こうなってくるとイジメ以上に格好悪いと定評のゾノの更に上の酷さだ。まるで「ぶ」で且つ「で」な女がぶりっこぶりっこするような醜さ恐ろしさおぞましさだ。
いつもの交差点を右折してSTUTAYAへ向かう。今回借りたのは。「The JOHN LENNON Collection」、歴史的名曲満載。次はビートルズだな。中谷美紀「食物連鎖」、坂本美雨のような内向的な音楽(あまり好きではなかった)を危惧したが、なかなかポップな音でよいぞ、よいぞ(水鏡先生)。かといって軽薄でもなく教授に軍配。続いて松崎ナオ「風の唄」、痛い痛いイタイ。心の粘膜質な部分を紙ヤスリで擦られるような。素晴らしい!血が滲みます。最後にCHAGE & ASKA「Yin & Yang」、単に「プライド」が聴きたくなったから借りただけ。アルバムとしてはあっという間に殿堂入りしそう。殿堂とは、最上段の最も手が届きにくい場所を指す。つまりほとんど聞かないCDの乳母捨て山。
レンタルへゴー。Surface「Phase」、邦楽編「アルバム短評第2集(☆)」参照。Fayray「Craving」、うーん何度見ても非の打ち所のない美形。現代的な鋭さと古めかしい機械みたいな歌声。朝倉大介の(手抜きを含めた)音楽とも馬が合う!The Yellow Monkey「Triad Years Act I」、意外なことに、Surfaceよりしっくりこなかった。まずいのかなこの感覚。槙原敬之「Cicada」、この商売上手!「Hungry Spider」みたいな強烈に印象的なシングルを聴かされてしまってはもうダメでしょう。期待を裏切らず、でも期待以上でもない。「航跡」という単語がずぶりと突き刺さる。美しい言葉だ。もらった!メモメモ・・・。
John Lennonの「Double Fantasy」。不覚にも感動的だ。すげーよ、すげーよ、すげーよ。認めたくないが間違いなく天才だまったくしてやられた。The Beatlesという巨大な地平に足を踏み入れると後戻りできないと言うか、音楽の対象領域が飛躍的に広がって収拾がつかなくなるおそれが。精神的にも金銭的にも。恐るべし、ジョン・レノン。そしてアルバム全編にベーシストとして参加している男が現King CrimsonのTony Levinという事実に吃驚仰天。ううむやられたり。
坂本龍一の「ウラBTTB」が健闘している。それはそれで隠れファン(但しモグリ)としては誇らしいことなのだけれども、今日見たテレビ番組の言葉には?が点滅。買った人の感想「心和む」が大半。「ウラBTTBにはヒーリング効果があるのです」音響の専門家(α波がどうちゃらって言っていたから医学関係者だったかも)までも登場させ曰う。α波垂れ流す音楽なんてクラシックの分野に無限に転がっているのに。音楽的に浅はかでもいいなら、久石譲の音楽には龍一より手っ取り早く心和む音楽がたくさんあるだろうに。テレビCMの効果、世相、日本人の習性のような観点から論じるべき現象だと思うのだがいかがな物か。少なくても純音楽として解釈できる現象ではないはずだが。
「Magical Mystery Tour」「Abbey Road」The Beatlesを図書館から借りてくる。前者を聴き、翌日も朝からAll You Need Is Loveを脳内合唱団がヘビー・ローテーション。幻惑されて危うく遅刻するところだった。後者は傷が深くEasy CD Proにも「無理無理焼けないよ」と拒否されてしまった。公共の財産は大切にしましょうねまったく。「やべっ」ビートルズにハマるかも。どかーん。「こんな物抜いてやる」だめだ「衛生兵、えいせいへーい」でもうれしい。
STUTAYA大井町店へ赴く。「ark」「ray」L'Arc en Ciel。教養として。相変わらずのベースの過剰な自己主張に興味津々。今この瞬間はHeaven's Drive、癌細胞のように制御不能に陥った半狂乱のベースプレイが堪能できる。「二十歳の恋」小島麻由美。期待通りの素晴らしさ。ドスの利いたムカシブルース歌謡調の雰囲気に混じって時折見せる無垢な少女(死滅)のような歌声が彼女の魅力を引き立てている。「...Baby One More Time」Britney Spears。見かけ倒しというかこの手の音楽はやはり体に合わない。大体何を望んで手に取ったのか分からない一体何を期待したのだろうか。「外人∩ポップ」というのは最も拒絶する組み合わせである。しかも女だからなおさらたちが悪い。「外人∩ポップ」では超法規的にMichael Jacksonが好きなだけ。今この瞬間Dive To Blue。やっぱり「うんぱぱうっぱ」は滑稽で笑える。
「Live At The Marquee 1969」「Live At Jacksnville 1972」「The Beat Club, Bremen 1972」(すべてKing Crimson)と「west coast live」(projeKct four)の4枚を購入。試験勉強そっちのけで一日かけて鑑賞。ここ1週間で9枚もCDを買っている。財政的には完全に赤字。頼みの綱だったバイトの話も白紙に戻ってもうどうにも止まらない。マスターの商売上手に乗せられてprojeKct threeも前金で予約。あー。
「攻撃は最大の防御」と曰うわりには寝坊で全てを台無しにする失態を演じ憔悴しきったこの日、またもや音楽への逃避行動が倍満炸裂割れ目でポン。輸入盤新品で「Coda」(Led Zeppelin)、「Portrait of an American Family」(Marilyn Mansaon)を購入。新宿にでも行ったときに中古で買えば半額で済んだものを。何はともあれ、ツェッペリンもマリリン・マンソンもこれで基本的な作品が一通り揃う。癒しとはまるで逆ベクトルのマンソンに、まるでボツ曲の寄せ集めとは思えないツェッペリン。奴らは嫌いだけどなあなあでいいものか。
人間関係に関する倦怠感を理由に国立で途中下車しDiskUnionへ立ち寄る。人生が後ろ向きになっているときは音楽に逃避する毎度お馴染みの行動。「The Yes Album」「Relayer」「Going For The One」(すべてYes)の3点を購入。締めて2800円也。Yesの基本的作品がだいぶ揃った。
某氏から「Respiration」「No Make Girl」「With a Will」「Baby Blue Eyes」「Face to Face」(すべて椎名へきる)を借りる。閉鎖的なアイドルからシンガーとして表現者として発言力を伸ばしていく過程(人は成長という)を楽しめた。次第にロック「色」が強まって行くのは彼女の嗜好が反映されているのか。でも結局「攻撃は最大の防御」がお気に入りだったりする。果たして自分に守るべきモノがあるかどうかは別として。
STUTAYAにてアルバム3枚レンタル。Yuko Sasaki「PURE」なんだかさっぱりだ典型的な失敗パターン。 Every Little Thing 「Every Best Single +3」期待はずれではなく期待以上でもなく。「悪」のネタとして格好の材料だから借りただけ。おまけの3曲は酷い。小島麻由美「さよならセシル」これはよい!よかった3枚収穫無しではなくて。昔歌謡風なだけではなく自分の範疇にない様々な音楽的背景を含有しロックまで聴かせてくれた。文句無し!
ヴァレンシアとヴァレンタインが組んだユニットVのアルバムを一ヶ月の延期の末購入。しょーもねえ。「V3」の模索を経てすっかりポップに染まってしまった。もーいいや。こいつら。
坂本龍一の「ウラBTTB」がオリコンで第1位を獲得した。これは大興奮だ。龍一もしてやったりだろう。でもピアノ曲なら本家久石譲には敵わないな。この調子なら「アシタカとサン」(サントラ#31)は軽く100万枚売れるだろう。
7月中旬に発売予定のキング・クリムゾンの3枚組BOXセットを前金で予約する。6月は出費がかつてないほど激しい。
今月はじめに予約していた「Liquid Tension Experiment 2」を入手。ついでに以前レンタルで聴きクリティカルヒットした小谷美沙子「うた き」を購入。その足でSTHUTAYAへ赴き先週借りた3作品を返却。新たに、T-Square「宝島」(「Twilight in upper west」の管弦楽版は必携!!)、aromatica「cocu*」(かの香織のプロジェクト)、hitomi「h」(「We are "Lonely girl"」が聴きたくなったから)を借りてくる。
マイケルジャクソン「ヒストリー」を中古で2300円で購入。だって2枚目が77分なんだもの。ついでに古本屋で「伝染るんです」5巻(吉田戦車)と「虚人たち」(筒井康隆)、ジョークで「サラダ記念日」(ヤツ)を購入。確か康隆の短編に「サラダ記念日」のパロディがあったような気がしたから。
まずマイケル・ジャクソン「ヒストリー」。2枚組の一枚目(ベスト版部分)目的で借りてくる。が、迂闊にも2枚目(新作)の方に心を打たれてしまう。悔しいけれど。このアルバムを聴くのは数年ぶりだが、その間に音楽に対する感性がだいぶ変化したことがわかった。
んで、R&Bもいけるかも。と思う。昨今の日本における流行歌手、MISIAやら宇田多やらDoubleやらSilvaやら。そんな連中によってR&Bに対する嫌な印象や偏見が刷り込まれていただけに、マイケルのアルバムの衝撃は大きい。一応、マイケルを分類すると「R&B男性ボーカル」ですからね。
続いてかの香織「裸であいましょう」。ずいぶん昔にNHK-FM午後9時放送の番組で、ゲストに招かれアルバム紹介されていたのを聴いて好印象を持ち続けていたのでこの機会に借りてみた。予想以上の好感触☆。際だってはいないが確かな個性を持った歌声と楽曲。「午前2時のエンジェル」は間違いなく傑作だと思う。